札幌で美味しい中国茶の飲めるお店。中国茶専門店『楼蘭』をご紹介いたします。
札幌の狸小路アーケード街を西へ。これまでですと、狸小路7丁目辺りからは、『老舗専門店街』という印象でしたが、近年、じわじわと新しいお店が現れ始めています。今の狸小路7丁目より先は、知る人ぞ知るレザー専門店や服飾系のお店、お洒落なカフェなどが並び、バラエティに富んだ文化に出会えるエリアになっています。
『楼蘭』は、2000年10月オープン。開店17年目を迎える中国茶専門店です。最近、若い女性を中心にブームとなっている『中国茶』。なんだかちょっと敷居が高いような気がしてしまうのですが、こちらのお店では、ゆったりした雰囲気で気軽に本格中国茶が味わえます。
不発酵の『緑茶』、半発酵の『青茶』、微発酵の『白茶』、花や果物を使った『花茶』など、お茶の種類が多くて迷ってしまいますが、優しい店長さんが親切にアドバイスしてくれますので、お好みのお茶を探してみてください。
中国茶は何煎か回数を重ねて楽しむことが出来ます1煎目と2煎目、そして3煎目と、味や香りも微かに変化していくように感じます。淹れ方は店長が指南してくださいます。その後は、ご自身のお好みで、色々とアレンジしながら味わい分けてみてください。
さらにこのお店、点心とランチも楽しめるのです。平日の昼は会社員のお客様で席がいっぱいになることも。
日替わりランチ800円から。海老蒸し餃子や角煮小包、大根餅などの点心も品揃え豊富です。小腹が空いたらお茶と一緒に是非、召し上がってください。馬来羔(マーラーカオ)、芝麻湯圓(ゴマ団子)などの甘味もおすすめです。
活気あるランチの時間が過ぎますと、ゆったりとした午後のお茶の時間が始まります。日当たりの良いお席で、ポコポコと沸くお湯を眺めていると、街中に居ることを忘れてしまいそうです。大通の喧騒から離れて、静かで贅沢な時間が過ごせるお店です。
気になりますのが、こちらの物販コーナー。
中国茶のパッケージ売りから、お茶器、ドライフルーツなども小袋で販売されています。お店で召し上がってみて、気に入ったお茶があれば、こちらの棚でも探してみてください。お好きなお茶がご自宅でも楽しめます。またこちらの棚には、中国雑貨に混ざって台湾雑貨も委託販売されています。ちょっぴり異国情緒の漂うかわいいマスキングテープや文具は、ちょっとしたプレゼントにも最適です。
『楼蘭』では、定期的に中国医学講座や、中国茶を飲みながら楽しめる朗読会(中国語の朗読もあり!)が行われています。2名から申込み可能な中国茶講座もありますので、『楼蘭』ウェブサイトからご確認ください。
冬の午後、中国茶の香りを楽しみながら、心身ともにリラックスしませんか?
古いお友達と時間を気にせずおしゃべりできるお店。札幌の中国茶専門店『楼蘭』をご紹介いたしました。
住ああ所a:札幌市中央区南3条西9丁目46(狸小路9丁目)
定a休a日 :月曜日
営業時間a:11:30~21:00
Web site :http://www.rouran.net/
(2016年10月 取材:羽衣子)