『編集部オシの逸品!』【4】ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station」

皆さん、こんにちは。『編集部オシの逸品!。第4弾は、ポータブル電源をご紹介します。台風などの自然災害が及ぼす影響に不安を抱えている方も少なくはないと思います。

北海道では2019年の胆振東部地震の被害で、停電、断水などに多くの人が悩まされました。このときほど、たくさんインスタント食品を食べたこともないかも…という思い出が。多くの方から「大丈夫?」とご連絡をいただきました。

近年、いろいろなところで「防災グッズ」をみかけます。その中でも、もっとも大事なものの一つだと思っているのが、「ポータブル電源」です。キャンプが趣味の人には馴染み深いかもしれません。屋外に持ち運べる電源であり、充電をしておけば、停電時でも電力が使えるというものです。携帯電話、ラジオ、ストーブ、扇風機など、電気があれば動かせるものはとても多いので、相当頼れるアイテムです。

今回の推しは、アンカーの「Anker 757 Portable Power Station」。アンカーというと、モバイルバッテリーのメーカーという印象を持っている方が多いのではないでしょうか。そんなアンカーが発売した強力なポータブル電源がこちらです。

Anker 757 Portable Power Station

スマホでいうなら、約100回充電できる大容量。1,500Wという大出力で電子レンジも稼働できるという優れものなのです。そして、充電がとても早いし、別売りのソーラーパネルを使えば太陽光発電にも対応します。

素晴らしい製品だと思うのですが、一点だけ悩みが….。それは重さです。19.1kgあり、一人で運べますが、「重いなあ」とぶつくさ言いながら運ぶ感じです。持ち手がついているので、持ちやすいですけどね。

防災とだけ考えると、もしものためにこれを買うのか….となりますが、キャンプはもちろん、車中泊などいろいろ使えそうなので、人によっては遊びの幅も広がるでしょう。

ポータブル電源を購入する上で、一番の悩みのタネが処分方法でした。使わなくなったら引き取りをしてくれるメーカーとそうではないメーカーに分かれる。そして、自治体でポータブル電源の処分方法が明確になっていないところもあったり…。アンカーは最終的な引き取りに対応していたので、ありがたいです。

また、Anker757に関しては、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、電池寿命と安全性の高さも魅力でした。なかなか高い買い物ですが、キャンペーンにうまく乗っかれば、なかなか安価で購入できます。

いろいろとメリットをご紹介してきましたが、地味ながら一番使い勝手がいいのは、コンセントがないところにAnker757を持っていけば、有線でちょっと不便な掃除機も動かせること。また、コンセントが埋まっている状態でもスマホを充電できるなど些細なことですが、けっこうありがたいのです。

いざというときはとてもありがたい。日常ではちょっと便利というなかなか素敵な立ち位置の逸品。チェックしてみてはいかがでしょうか。

※ご紹介した製品についてはあくまでも私的な感想です。この記事で紹介した製品を購入して不利益が生じたとしてもこちらでは責任を負いません。