札幌は春分の日を過ぎてから、もりもりと雪が降っております。でもきっと春はすぐそこまで来ているはず。春間近のちょっぴり寒い日には、暖かなカフェでひとやすみしたいですね。
今月は、タシナム2016年4月号の経営者インタビューで取り上げさせていただきました、株式会社ジャンパップの荒川岳志代表 おすすめのお店。豊平区学園前エリアの『café nu』(カフェ ヌー)をご紹介いたします。
今回は、荒川代表へのインタビューもこちらのお店の一角で行いました。入口から見ると、小さなお店に見えますが、中に入ると天井が高く、奥行きがあり、店内はゆったりした雰囲気です。入口の辺りには手作りの雑貨や植物がならんでいて、母の待つ実家に帰ってきたような気持になります。そしてコーヒーの香り。席に着く前から幸せな気持ちになれます。「このお店、落ち着くんです。どうぞ、どうぞ。」と荒川代表がご案内してくださいました。
入口右手と奥にお席があり、手前左手は入口の窓に面した明るい一角です。窓際にも古いミシンや手作りの作品、植物が飾られています。それぞれ時代を重ねていながらもどこか清潔感があるのは、お掃除とお手入れが行き届いているなによりの証拠。窓辺に座って書き物がしたくなるような、集中力とモチベーションの上がる空間です。
「ここのランチは美味しいですよ」と荒川代表。そういえば、入口に今日のランチメニューが掲示してありました。今日のランチは、ごぼうハンバーグ、煮物、サラダ、ホウレン草のおひたし。と書いてあります。お腹にしっくりおさまりそうです。ランチを注文して、作っていただいている間に店内を散策してみます。
カウンターにはお菓子が並んでいます。どれもお店の手作りで、しかも手ごろなお値段。おいしいコーヒーと手作りのお菓子とあっては、ついついゆっくりしてしまいそうです。
また、カウンターの向かい側には古裂の棚があり、パッチワーク作品が飾ってあります。奥のお席でお客さんと店長さんがおしゃべりしながら縫物をしているのが見えました。以前は、こちらのお店で手芸教室のような集りをしていたそうです。現在、定期的な集まりは行っていないとのことでしたが、このお店に行けば、手芸の師匠に出会えそう。
縫物をするご婦人たちが遠くで静かにおしゃべりしている声は、なんだか不思議な安らぎを感じさせてくれます。
「あ、白いご飯が無いから、絵にならないかな?」今日のランチは荒川さんの特別オーダーで、白飯の代わりにサツマイモが乗っています。女性にはとっても喜ばれそうな、野菜いっぱい。食物繊維満点のランチです。
ハンバーグも和風でお醤油の香りが食欲をそそります。お肉に野菜、お味噌汁のついた、シンプルで幸せな手作りごはん。日替わりのランチと手作りお菓子の写真はcafe nu のインスタグラムでも見ることができます。
【café nu インスタグラム】:http://www.pikore.com/cafenununu
大事なお友達とゆっくりおしゃべりするには最適のお店『café nu』。寒い日には、手作りお菓子とキルトに囲まれてぬくぬく過ごせるお店です。是非一度、お立ち寄りください。
住ああ所a:札幌市豊平区豊平6条3丁目5-11
電ああ話a:011-823-8380
Instagram:http://www.pikore.com/cafenununu
定a休a日:日曜、月曜、祝日
営業時間a: 11:00~17:00
(2016年2月取材:羽衣子)