円山公園駅から徒歩2分。
隠れ家的特別感がたっぷり味わえる場所がここにはある。
今月6月14日で1周年をむかえる。
メニューは、シェフの米谷さんが毎朝仕入れに行く中で、その日に出会う新鮮な食材から開発されていく。
お通し
北海道産野菜を使った本日のサラダ
おしゃれなお通しのあと、まずは注文したのは季節によって内容の変わる、『北海道産野菜を使った本日のサラダ』。
この日は、パプリカ、カブ、トマトや人参、ブロッコリー、キュウリなどの新鮮野菜がほんのり酸味と甘みのコクを感じるバルサミコソースに絡まっていて非常に爽やか。
道産キングしいたけとブルーチーズオーブン焼き
一概に創作洋食とも括れない、バーとも違う。
ここ、maruyama○maruでブルゴーニュの白ワイン、チリのシャルドネを楽しみながら、続いていただくのは『道産キングしいたけとブルーチーズオーブン焼き』。
私自身チーズ好きは豪語してきているが、実は結構なキノコ好きでもある。
肉厚のしいたけの上にとろっとチーズ。
見た目も香りもたまらないが、食べてみるとその肉汁の量と今回のブルーチーズロックフォールの香りにノックアウト。
旬の富良野産茹で上げアスパラと初夏の春巻き
無限に食べられるなぁ、なんて言いながら、続いては『旬の富良野産茹で上げアスパラ』と
『初夏の春巻き』。
少し前まで提供されていた春野菜の春巻きは、タケノコそら豆とウドアスパラの2種盛りだったそうで、初夏の春巻きに変わったのは、ちょうど私が訪れる前日からだった。
初夏の春巻きの具材は、赤黄色のパプリカズッキーニオレガノ風味とヤングコーンアスパラの2種盛り。
チリソースをつけていただきました。
薄くパリッとした皮からは初夏の色とりどりなゴロゴロ野菜が顔をのぞかせ華やか、まさに初夏をまるごと味わっている食べ応え。
春巻きといえば中華、チリソースにはアジアンテイストを感じるが、おいしいワインといただくとやはりこちらも洋風。
ジャンルにとらわれない、おいしいものをおいしく作品にする。
きっとそういうことなんだろうなぁ。
シャトードセラム
ここからは赤ワインの気分。
おすすめいただいたのは、南フランスの『シャトードセラム』。
甘いベリー系の香りが美しい、シラーというぶどう使われた重たく濃いタイプの赤ワイン。
フランス産カモのロティー
そうとくればお肉でしょう。
『フランス産カモのロティー』を注文。
そら豆やたけのこが彩りを添え、季節感があふれる中、お肉がやわらかくジューシーで絶品なのはもちろんのこと、私が驚いたのはソースのおいしさ。
そのレシピはさすがに企業秘密か、と思いきや。
『簡単ですよ、カモを焼いたときの汁に赤ワイン、マデラン酒を煮詰めて、バルサミコと、あれとこれと、、、、まぁ気まぐれでそのときに気分ですね』と米谷シェフ。
要は家庭でそんな簡単には作れないということでしょう。
ご実家が喫茶店で食べ物を扱っていて、18歳からシェフをされている米谷シェフは弟さんもシェフ。
血筋、とも才能、ともいえるかもしれないが、紛れもなく好きなことに向かって努力をしてきたことの結果なのだろう。
『コックさんの高い帽子に憧れて洋のシェフを目指した』、そんなかわいらしいエピソードも教えてくれた米谷シェフ。
今日のシェフの気分を味わいに行く、そんな楽しみ方も大いにありだろう。
ハイボール
そうそう、おいしいおいしいウィスキーがここにはありました。
黒胡椒漬け。
ストレート、ロック、ハイボール。
お好みの飲み方で。
味は訪れてのお楽しみ。
ボックス席やカウンター、奥には個室もあるmaruyama○maru。
ひとりで一日の終わりのご褒美に。
ご家族、カップルやご夫婦で、お友達と、お祝いに。
様々な用途に、ぜひ。
maruyama○maru
札幌市中央区南2条西25丁目1-23
011-676-3256
定休日:月曜日
火~土、祝日、祝前日: 18:00~翌3:00 (料理L.O. 翌2:00 ドリンクL.O. 翌2:00)
日: 16:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
1988年8月4日生まれ 江別出身 血液型O型
ソプラノ歌手
FMノースウェーブ “L”(月〜木9:00〜11:55)のDJ
17歳で英国 Arts Educational Schoolミュージカルコースに入学、卒業後は英国 Royal Academy of Music声楽科で学ぶ。帰国後は、ミス・ユニバース・ジャパン2012北海道代表。ソプラノ歌手、ラジオDJ、モデル、イベントMC、歌唱/英語講師、通訳として幅広く活動。
(取材:2019年5月)