バイクから家まで。趣味のキーワードは『創りだす』こと

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 ない物を創ることをお仕事にされている平賀社長。多趣味と伺っておりますが、実は趣味の根っこにあるのも、この『創る』がキーワードになっているようなのですが…。

 

― それではいよいよ、平賀社長のご趣味・遊びについて聴かせていただきたいと思います。毎週、お休みは取れていらっしゃいますか?

平賀「はい。休みはしっかり。土日祝は休んでいます」

 

― お休みの日は、お子さんの少年野球の指導に出ていらっしゃることが多いということですか?

平賀「土日祝はだいたいグランドにいます。仕事の合間にでも、車で行く必要のない仕事の時は、好きなバイクに乗って行ったりとか、うまくその辺は調節してます」

 

― 平賀社長のご趣味は、本当に幅広いですね。バイク、ジープ改造、住宅リフォーム、大工仕事とありますが…。

平賀「やっぱり自分の趣味としては、バイクなんですよね」

 

― 現在、乗っていらっしゃる車種はなんですか?

平賀「3台ほどありまして、一番距離を乗っているのはKTMの『990SMTスーパーモト・ツーリング』。大型のオフロードをツーリングモデルにしたバイクです。後は、去年も一回だけレースに出たんですけど、それは『KTMフリーライド250R』というバイクです。3台目はHONDAエイプ100という小型バイクです」

 

― レースにも出場していらっしゃるんですか?会社の代表が体を張って!

平賀「昔は結構、レースに出てたんですけど、今は、年に一回出られるかどうか。3年くらい前に恵庭エンデューロっていう、ちょっとスピードを出すレースに出たんですよね。それはまあまあ、なんとか走り切りました。すごいんですよ。上位10名が1分くらいの間にダーッとタイムが並ぶんです。それも240kmとか走った末にですよ。ストレートで吹っ飛んで、怪我してリタイアする人がいたりしてね」

   

― そんな恐ろしいレースに出てらっしゃるんですか!

平賀「僕は、一般クラスの10位だったのかな。去年出たのは小っちゃいレース。これは怪我しないだろう。っていうくらい道がドロドロの『室蘭エンデューロ』。その時は一般クラスで2位に入りました。そんなレースだと全身泥だらけで、バイク洗う場所もないし、泥のまんま、車に積んで帰ってきます」

 

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レースに出場中の平賀社長

 ―バイクは日本製も性能の良いバイクがたくさんあると思うのですが、あえて、KTMという輸入バイクに乗られているのはどういう理由からなんですか?

平賀「一昔前だと、公道を走ることができるナンバープレート付きバイクっていうのは、国産の重たくて耐久性のあるバイクだったんです。軽快に山を走り回るには必要のない強度と重さがある。それで、最初は『CRE』というCRの逆輸入車にナンバー付きバイクに乗ったんですが、そうしたら、感動したんですよ。楽しくて。まさに走るためにある!でもやっぱり『CR』なので、長距離林道を走るにはちょっと燃料が足りなかったりするんですね。そこで、KTMといった外車が出てくる。初めて乗った外車バイクはKTM125。これも楽しかったんですね。そうやってどんどんはまっていくんです」

 

―実は私(インタビュアー)もバイク乗りなのですが、当時、KTMに乗っている方は少なかったですね。平賀社長が先駆けなんじゃないかと思います。

平賀「そうですね。他にあまり乗っている人はいなかったですね。以前は夕張の方にKTMのバイクを扱っている店があって、夕張エンデューロに出場すると、KTMに乗ってる人ばっかりでびっくりしました」

 

― 平賀社長はバイクだけでなく、車もお好きなんですよね

平賀「車が好きで、基本的に幌車が好きなんですよ。布の屋根の車。ロータスセブンのレプリカとか、マツダのロードスターとかに乗っていました。20代前半から乗っているジープが好きで、今でも乗っています。僕はなんでもそうなんですが、こうだったらもっといい。という気持ちがいつもあるので、それにあわせてジープを改造してます」

 

― ジープって、どこをどんな風に改造できるものなのですか?

平賀「例えば、今の車はみんなパワステですが、ジープはそうではないので、すっごくハンドルが重たいんですよ。もう、汗をかくくらい。だからこれはパワステにするしかない。って改造するんです。ブレーキもドラムブレーキといって、片効きするので、ぐっとブレーキ踏むと左右どちらかに曲がってくんですよ。冬に乗るの怖いな。よし、ディスクブレーキにしよう。って去年の秋に自分の家の前で改造しました。あとは、レストア。エンジンのオーバーホールとか、載せ替え詰め替えも自分でやりますし、ボディ買って、自分で溶接して、全塗装して載せ替えて」

 

― それはすごい!車一台、全部バラして組み上げる作業ですね

平賀「ガレージの屋根が低いから大変でした(笑)」

 

― ご自身で調べて分解、組み立てなさるんですか?設計図というのは一般に公開されているのでしょうか?

平賀「エンジンやボディのパーツリストというのを持っているんですが、それを見ると、だいたい必要なものが想像できるので、それを元にして組み立てます」

 

―電子機器に始まり、車まで組み立ててしまう。あらゆるシステムの構築と開発、製造をお仕事にしていらっしゃる方ならではのご趣味ですね。『住宅リフォーム』というご趣味もそれと共通しているのでしょうか?

平賀「そうですね。家でも車でもバイクでも、他人に任せて楽しむ方法がありますが、自分で手を加えて、それに住んだり、乗ったりしていると、なお楽しい。自己満足な部分もあるかもしれませんが、やっぱり楽しい」

 

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(左上)平賀社長が改造したジープ(右上)ガレージには愛車のバイク3台と自転車(右下)改造されたジープのハンドル部分(左下)同じく前輪部分

  

― そういった趣味やお仕事で愛用している道具がありましたら、お教えください。

平賀「趣味で愛用している道具って、結構たくさんあるんですけど、仕事だと、やっぱりこれですね(腕のポケットに挿してあるペンを取り出す)。最近、流行ってるじゃないですか。消せるペン」 

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パイロット フリクションノック 0.5 ブラック LFBK23EFB Copyright (c) PILOT Corporation ALL rights reserved.

 
― ボールペンなのに消せるペンですね。

平賀「パイロットの『フリクションボール』っていうペンなんですけど、これが打合せに最高いいんですよ。僕たちの仕事の場合、見積書だけだとよくわからないことが多くて、スケッチを描いて提案したりするんです。そういう時に、本当に便利です。机の周りこのペンばっかり置いてます」

 

― これはご職業ならではの品ですね!ありがとうございます。

 

 

 

ストレス発散も『創ること』。切り替え上手の秘訣とは?

ご自身の発想で『創りだす』。ご趣味にもお仕事にもそんな一貫した姿勢をお持ちの平賀社長ですが、お仕事とご趣味、2つのモードの切り替えはどのようにされているのでしょうか? 最後に、その辺りについて伺ってみました。

 

― 遊びが仕事に役立ったことにつきまして何かエピソードがありましたら、お聞かせください。

平賀「ものを創ったり、直したりすることが趣味でも仕事でもあるので、何をやるのでも手抜きをすると後で大きくしっぺ返しがくる。というのを実感してます。例えば、大工仕事だとすれば、適当にこれでいいや。って進めていると、後で配管やってるときにぶつかったり、具合が悪いから直さなくちゃいけないとか、そういうことがつきまとうんですが、最初からしっかり真面目にやっていれば、そうなることも少ないし、そうなっても後悔もあまりないというか。と。仕事するときも同じですね。あー、やっぱりあの時、ああすれば良かった。と考える性格なので、そういうことを経験していると、気を付けますよね。まてよ、今はまじめに考えよう。って」

 

― 遊びも仕事も一貫した姿勢でやっていらっしゃいますね。遊びだからこれでいいか。ということもなく、遊びも仕事も徹底していらっしゃいますね。

平賀:完璧人間じゃないので、失敗もするんですよ。よくあるのは途中で失敗に気づいたときに、ちょっと戻ってやり直せばいいものを、いや、ここまでやったんだから、なんとかやろう。として周りのものを壊してみたり、余計な傷をつけてみたり。だから、一歩戻ってちゃんとやり直すことを面倒くさがらずにやろう。というのは、よく、趣味で実感してます」

 

― 仕事と遊びの切り替え方について伺います。平賀さんはその切り替えは上手な方ですか?

平賀「そうですね。遊びの時は、まったく仕事のことは思い浮かばないですね。休み明けは、あれ?俺は何をすればいいんだっけ?となるので。そうなるのも分かっていて、休み前はやるべきことを書き残していきます。」

 

― そんなに完璧に切り替わりますか。

平賀「一切忘れて、完全にアホになって会社に出てくるんです(笑)」

 

― 逆に仕事中に遊びが気になることはありませんか?

平賀「うーん。ツーリング行くぞ!ってなったら、お尻がムズムズしてきます。その辺は子供の時と変わってないですね(笑)。それは、ここまでは仕事しなくちゃ。と歩留まりを決めて、できなければ誰かに引き継いでいきます。社員もいるし、みんな協力してくれるし、責任感もってやってくれるし。自分が居ない時に任せていくのもいいことかな。と思ってます。」

 

― ストレスの発散法についてお聞かせください。

平賀「お酒も好きなんですよ。最近、自宅のリフォームをやりはじめたので、ちょっと飲んで、大工仕事をする。飲みすぎると精度が落ちるのでほどほどに(笑)。そして、今日はここまで進んだぞ。と達成感を得て、眠る。というのがストレス解消になってますね。」

 

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平賀社長が自らリフォームした母屋の様子(左)工事前、(右)工事後

   

 ― お酒は普段、何を飲まれますか?

平賀「ビールが多いですね。あればあるだけ飲みますけど(笑)作業前は350mlの缶で1本くらいですね。仕事では時々飲みに出ますけど、個人的にあんまり飲みに出ていくことはないですね。今、花咲いてるじゃないですか。この週末は少年野球のコーチ陣で子供帰した後に、一杯やりましょうか。と。そいう楽しみがいいですね。」

 

― 最後に、今後の目標と夢をお聞かせください。

平賀「そうですね。今、従業員がいますけど、仕事していると色々と課題や問題に直面します。それから逃げるわけにはいかないし、続けていかなきゃならないからこそ、きちっとやっていこうよ。とよく言っています。今あるものをもっと良くしていく努力を継続したいですね。同じことをずっとやっていても続かないと思うので、時代に即してアレンジしながら新しいことを提案していく。そうやって仕事を続けていければ、趣味の方も続けられますしね。」

 

― プライベートで近々達成したい目標はありますか?

平賀「やっぱり、自宅増改築の完成ですね!母屋は完成しているんですが、今はベランダをテラスというか、張り出しにしようとおもって。屋根はできたので、今、内造をしているところです。それをなんとしても今年中に完成させたいです!」

 

― ご自宅も改造しちゃうんですね!それはすごいお父さんですね。是非、工事の様子、見学させてください。

平賀「いいですよ。(笑)じゃあ、自宅まで移動しますか」

 

interview-hiraga2平賀 隆(ひらが たかし)               
1969年 12月 30日生まれ 札幌出身 血液型 B型

 幼小中高と無遅刻無欠席の記録を持つ超健康優良児。
学生時代はアイスホッケーのクラブチームで活躍する。
 電子関係の会社へ入社後、独立。2008年に㈱テトラ
システムエンジニアを設立。代表取締役を務める。
趣味はバイク、車、住宅リフォーム。大工仕事の腕は
プロ級で、電子機器から家まで組み立てる超工作社長。

  (取材:2015年 5月)


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