溶けそうな暑さの猛暑2018もいよいよ終わりを迎えるタイミング~にタシナム音楽紹介!SOFFetのYoYoです。

もちろんCD世代の自分、Favorite CDはジャケットも含め手元に保管したい派!だけど、新たな出会いを求めてネットも活用。ストリーミングサービスで音楽を掘り下げて行くと止まらなくなっちゃうもんです。
時代を旅するように過去の音楽が続々聴けちゃうなんて!なんて便利で楽しいんだ、と。
そうしてネットを旅して行くと、忘れかけていた大好きな曲に遭遇したり、アーティストに再会したり、、、

そう、つい最近再会した1枚は、、、「聴いて笑わずにはいられない音楽」日本語ラップミュージックのアルバム。

ずばり、アーティストは「下町兄弟」。1992~1999年までの作品がコンパイルされたベスト盤「rap rapper rappest 92-99」。

 

rap rapper rappest 92-99
 下町兄弟

 

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~収録楽曲~

1 HANGE(original downtown mix)

2 酔っぱらってホテルでH

3 結婚しないシンドローム

4 SISTA PANTS(ORIGINAL DOWNTOWN MIX)

5 ビックリ!あべさん(Original Downtown Mix)

6 Hungry Dance

7 Downtown Party

8 BODYCOM

9 ワタシミラレテンダ

10 パリッ!とオバさん(ORIGINAL DOWN TOWN VERSION)

11 恋した彼女は霊感師(Original Down Town Version)

12 グリグリおじさん(Original Down Town Version)

13 男と女はアカの他人

14 はめられた Original Downtown Mix

15 COUNTRY BOY(ORIGINAL DOWN TOWN VERSION)

16 牡丹橋 Original Downtown Mix

17 Yubi Ga Tsutta From “A Battle Beat Joint”

18 勝手にHappy Birthday

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下町兄弟~日本のラップユニット、1992年に結成。
BANANA ICE=下町兄弟、中心人物。
これまでにアニメの声優他、
V6、TOKIO、和田アキ子、中西圭三、黒川芽以、dps、SPEED、w-inds.、MEGUMI、Z-1、PureBoys、ゴスペラーズ、KONISHIKI、夢本エレナ、東京パフォーマンスドール、太陽とシスコムーン、FLAME、光GENJI等、様々アーティストの作詞、作曲、編曲、リミックスも手掛けている。

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この音楽紹介では初の邦楽となるのだろうか!?
収録楽曲を見れば曲タイトルからも分かるようにワラけちゃう内容!ここまでワラけちゃうラップミュージックなアーティストはまず、いない!
1994年、出会いはラジオ。On AirされていたのがM-10「パリッ!とオバさん」。
耳を奪われるようにラジオに食いつき、衝撃を受けた中学生の自分。
まさしくラップミュージックを見様見真似で始めた頃、どハマりした、疑い無しのルーツ・マイ・ミュージック。

「パリッ!とオバさん」 画像元: http://amzn.asia/d/i9jGgSI

曲を再生してみる・・・M-10「パリッ!とオバさん」。
面白おかしい声での早口ラップでひたすら人間描写が続く。
あるがままの描写はストレートで毒舌要素も満載だが、嘘がないから気持ち良く言葉が耳に入ってくるのだ。
思わず吹き出してしまうような言葉、表現で構築された人間描写は、お見事過ぎるから爆笑だ。
なんとこの曲、某FM深夜番組で取り上げられ、インディーズにも関わらず10万枚のヒットを記録したそうだ。
まさか自分もそんな深夜に出会っていたのだろうか、、、遠い記憶からは思い出せない。

その曲に続くシングル盤としてリリースされたのはM-12「グリグリおじさん」。
リリース当時は大興奮で、CDショップへ行った光景を思い出す。この曲の内容も同じく人間描写シリーズ。
しかしこれら楽曲中にはラジオ放送禁止ワードも漂い、場合によっては局が自粛してもおかしくないような内容。
On Airがされずらかったという噂は本当なのだろうか!?まさしくM-01から曲タイトルにもその要素は満載。
リリース後にOn Airプロモーションができない状況だったのであろうか・・・!?悲惨。

M-5「ビックリ!あべさん」小学校時代の教室の光景が鮮明に浮かんでくるかのような、懐かしさに浸れる情景が綴られる。
M-9「ワタシミラレテンダ」これぞ最も短いラップ曲としてギネス更新されそうな短編楽曲。まずは聴いてみて欲しい。
M-15「COUNTRY BOY」タイトル通り、東京の大学へと上京してきた田舎者のお話。
M-11「恋した彼女は霊感師」こんな事があるんだろうか!?と予測のつかないストーリー性に笑いが止まらなくなるような1曲。

聴いているととにかく爆笑が止まらない。まるでドリフ大爆笑を見ているかのような感覚にさせられる・・・音楽がここにある。
同級生と久しぶりに会ってする懐かしい馬鹿話を永遠ラップしているか!?のような、力の抜け具合を提供してくれるアルバムである。
そしてそこには「こんな事アルアル」「こんな人イルイル」な共感!がたっぷりと凝縮されていて、1曲1曲人間描写やその人間の視点で綴られるストーリーで成り立っている為、言わば作者BANANA ICE氏は「人間観察のプロ」だ。巧みな言葉のセンスとラップ技術を兼ね備えた大人の「真剣な遊び」がここにある。

「ミモザの咲く頃/笹本安詞≒下町兄弟」
画像元: http://amzn.asia/d/iBKNoPN

そして、さらに下町兄弟の虜になったキッカケの1曲が、このアルバムには収録されていない、1995年リリースの名曲「ミモザの咲く頃/笹本安詞≒下町兄弟」。人間描写とは打って変わって、真剣なメッセージが込められた歌詞に衝撃を受けたのを覚えている。全てに一貫していたのは「リアルを歌う」という事。人間描写もメッセージも。
「どうせ生きてたって80で死んじまえば、なんか好きな事をやったやつの勝ちじゃないか!」というメッセージはやがて、中学生の自分達へ夢を叶える力をくれる事になったのは、事実である!

そう、その後夢を叶えた中学生の自分達はCDデビュー実現後、憧れのアーティストへコラボレーション依頼。
「ファンファン大佐二世/SOFFet feat.下町兄弟」は2004年リリースの2ndアルバム「Swingin’ Brothers/SOFFet」に収録され、夢のコラボが作品となった。

自分にとっても久しぶりだった「聴いて笑わずにはいられない音楽」というカテゴリー。まだ体験していない方はどうぞこの1枚をキッカケに。。。

そして密かに、、、まだ一度も見た事もない「下町兄弟のライブ」の開催を、遠くから望んでいる、自分である。。。

YoYo(SOFFet)

 

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