プロレスとアイドル? ~全てが詰まった『プロレス』にかける想い
― 我闘雲舞 (ガトームーブ)は、さくらえみ選手。さくらさんを追って、我闘雲舞 (ガトームーブ)に入られたという帯広さんですが、デビュー前からおふたりには接点があったんですか?
帯広「元々、ファンでした。
― そのさくらさんを追いかけて上京、入団。よく思い切って、札幌を飛び出しましたね。
帯広「自分の人生がもう終わるっていう時に、あの時、ああすればよかった。って後悔したくないんです。あの時は、私、やっぱり絶対さくらさんのところに行かないと、人生後悔すると思ったんです。そう言って、今、私が何かでさくらさんのお力になれているのか?
― さくらさんは、どんな方でいらっしゃいますか?
帯広「魅力ぎっしり!タイでの活動もワクワクしますし、何よりアイディアが沢山!でも、さくらさんは本当に忙しい方で、選手であり、代表であり、
― 今、我闘雲舞 (ガトームーブ)では、プロレスの試合と同時に、アイドル活動をなさっていますね?
帯広「はい。いろんなライブ会場へ出演させていただいたり、自分達で主宰して、ステージをやったりもしています。基本的にはプロレスの大会で試合前と試合後にパフォーマンスをやらせてもらっています」

2015/9/19西新井大師西スタジオ・コスプレマッチ参戦! 画像元:YMZ公式ブログ http://goo.gl/7QewJq
― プロレスとアイドルライブ。お客さまも楽しいでしょうね。同じリングでのパフォーマンスですが、違いはありますか?
帯広「好きなんですけど、私、ダンスと歌が苦手で、出来れば避けたいと思っていたんです。これまでは。でも、我闘雲舞 (ガトームーブ)として必要なら、やるしかない! 我闘雲舞 (ガトームーブ)のために、私はやりたい! みたいな(笑)。
今、高校生2人と中学生1人がメンバーにいて、一緒にレコーディングや、ダンスレッスンを経験してみると、若い子は覚えが早い! ちょっとした年の差を感じはじめているんですけど(笑)、そこは練習回数でなんとかカバー(笑)。でも、すごくいい経験をさせてもらってます。プロレスだけではわからなかった部分、人に見せること。焦っても顔は笑って! とか、そういうことは勉強になりますね」
― パフォーマンスとして共通するところがありますか。
帯広「
― それ、面白いですね! 是非、聞いてみたいです! お客さんの反応はどうですか?
帯広「温かく見守っていただいてます(笑)」
― 色々伺ってきましたが、帯広さんにとって、プロレスとはなんですか?
帯広「 『娯楽』、『夢』、『仲間』、『人生』。この4つです。私という人間の軸の中にひとつひとつ重なっています。私はそれで構成されているのかなと。プロの選手としてやっていきたい。だから仕事でもあるけど、娯楽でもあるんです。プロレスは勝負ありきですが、自分がその瞬間を楽しめなければ、お客様も楽しめるわけがないから。娯楽って、人によって必要だったり、必要ではなかったり、曖昧な存在ですけど、誰かを幸せにすることができるもののひとつだから。それがプロレスにはあると思っています。それを続けることが私の『夢』にもつながっています」
― そして、『仲間』 であり、帯広さんの 『人生』 でもあるわけですね。
帯広「上京して、プロレスを始めた頃は、友人も居なくて。同期も少ないですし、後輩も少なかったんですけど、先輩に恵まれました。練習や試合を通じて、心を癒して支えてくれる仲間が増えました。私は今年、30歳になりました。まだ揺れ動いているんですけど、まだもう少し、こういう生活を続けてもいいかな。と思っています。それが、私の人生かな。って。毎年、勝負! 勝負! って意気込んでます(笑)」