先日、十五年共に過ごした愛犬が亡くなった。
ゴールデンレトリバーで、名前は『アルバ』。家に来たときは真っ白だったので、ラテン語の白を意味するこの名が付けられた。この写真館の14回目でも取り上げた子だ。
以前取り上げたとき、十三歳で共に過ごせる時間は多くないだろうと述べたが、それから二年も元気に生きてくれた。大きな病気するでもなく、晩年一ヶ月ほど急に歩けなくなったと思ったら、亡くなる二日くらいご飯を食べなかっただけで、それまでは寝たきりでもばくばくご飯を食べて、もりもり排泄して元気に過ごしていた。亡くなるときも、寝ているみたいにフッと亡くなった。
今まで何頭も飼ってきたが、こんなに穏やかに見送った子は初めてだ。
アルバが我が家に来て直ぐに先住犬が亡くなり、ペットロス気味だった私は、『絶対この子が死ぬときに後悔しないよう、育てきろう』と決意し、育ててきて、やれること、やりたいことは全部やった。そのせいか最後を迎えたとき、晴れ晴れと送り出せた。それは自分がどうよりも、アルバが大きな病気もせずに、だけれど、ちゃんと最後の老犬介護もさせてくれて、それを長引かせることもなく、最期を緩やかに徐々に理解させてくれて、覚悟を持たせてくれたおかげである。可愛いだけで十分飼い主孝行だというのに、最期の引き際まで飼い主孝行の本当に良い子だった。若干、私が甘やかせすぎて、甘えたでなんでもやってもらって当たり前の、王様わんこではあったが。
そんなわけで十五年という長い月日を振り返り、今回は過去に撮影した我が家の愛犬をテーマにさせていただいた。
今回、このような記事を書かせていただいた紺田社長には感謝を申し上げたい。私の気持ちの整理になりました。
皆さんにはぜひあまりに可愛すぎて、誘拐されるかも、という懸念から写真を世界に公開出来なかった親ばかの最後の自慢を見ていただきたいと思います。というのは冗談ですが、それくらい可愛くて可愛くて可愛かった我が家のアイドルを見てください。

















