『フォトグラファーchinoの写真館』の第21回は『夏』がテーマです。お愉しみください。
昨今、北海道での夏も『危険な暑さ』と称されるほど暑い。毎年毎年、自宅にクーラーをつけるべきか否かを考えている内になんやかんや急場凌ぎの暑さ対策で乗りきってしまう。
自宅にいる分にはなんとかやりきるのだが、外へ出たらそうもいかない。先日、屋外で野球観戦をしたら、軽い熱中症になってしまった。色々対策したつもりでも十分ではなかったらしい。もはや、屋外でなにかをすること自体避けたい。のわりに、北海道の夏は相変わらずあっという間に終わってしまうので、勿体無い……と果敢に外に出てみるが、ものの数十分で根を上げて、すごすごと屋内へ逃げるのだ。
そんなわけで今年の夏は大して、夏らしい写真を撮れずに過ごしてしまった。
そんな中でも撮った写真でキラキラの夏をお届けしたい。
猫も夏に負けるのか
岩内町で出会った猫さん。野良なのか飼い猫なのかは不明。にゃーにゃー言いながら近付いたら、警戒しながらも立ち止まってくれた。にゃーにゃー鳴いてくれたので、にゃーにゃー返す。猫語はあまりよくわからないので、意思の疎通は取れなかった。
日光浴の海鳥
小樽運河にいた鵜。数年前から鵜をよく見かけるようになったように思う。以前は気にしてなかっただけかもしれない。
鳥の日光浴する姿はとても可愛いので、好き。
風鈴も鳴らない夏
小樽の風鈴ロード。ずらりとぶら下がっているのにも関わらず、この日は風がなかったために鳴らず、子供や観光客がちりんちりん鳴らしていた。
キアゲハとアザミ
蝶々も今年はよく見た。アザミのトゲの鋭さをものともしない昆虫がうらやましい。横を通るとき、気が付かず何度かアザミのトゲにやられて、痛い!! と悲鳴を上げた。学習した方がいい。
車道下の白糸の滝
定山渓の滝。上はビュンビュン車が通っているのに、滝の周りは人もいなくて、静か。とはいえ、すぐそこが国道なので、熊の心配もなく、安心して、滝を眺められる。昨今の熊の多さは異常なので、怖くてなかなか山歩きが出来ないのだ。
稲荷の咥える
夏は花火。花火は迎え火でもあるので、やはり夏には盛大な打ち上げ花火が気持ちがいい。遠くからも見られのがより良い。真下より、遠目から見る方が好きなのだ。
菌にょきにょき
湖近くの森は湿気ってていい。苔やきのこがわんさか。夏の苔の美しい緑にきのこがよく映える。きのこはかわいい。美味しいのも良い。無闇矢鱈に採れないのは難点。