音楽紹介 [46] 『Metropole Ⅰ+Ⅱ』

タシナム音楽紹介!SOFFetのYoYoこと、YoYo the “Pianoman”です。

花粉が飛び交う辛い季節に突入!
ポカポカとあたたかくなってくるのは嬉しいですが、花粉にやられる憂鬱な瞬間、なんとかトラブルなく乗り越えたい。

実際既にトラブルは発生しました。ライブパフォーマンス中に鼻水がダラダラと垂れ続け、見せられないような顔でパフォーマンスを行う事に。
カメラマンの写真にはどんなヒドイ顔で写っていたのでしょうか。勘弁して欲しい、この季節の仕業です。
過去テレビ番組収録で、バラード曲「人生一度/SOFFet」を歌いパフォーマンスした後の映像チェック際、自分の鼻水がキラキラと光り続け、どう対処するのか!?楽曲の説得力に欠けるパフォーマンス。スタッフ間で話し、カットを切り替え対処した事もありました。勘弁して欲しい、この季節の仕業です。重複。

そんな中、来る4/6からはYoYo the “Pianoman”Debut Album『O.G Swing』リリース記念ライブツアー5都市公演、スタートします。
5/12(日)にはツアーファイナルとして、今回YoYo the “Pianoman”初の札幌公演が決定!ソロ活動を始めて6年、時間はかかりましたがレーベルより作品をリリースする事ができ、こうして箇所を拡大して回れる今回のツアー、是非道内の皆様にお集まりいただきたいものです。

プレゼント企画なども行います。ズバリ、偶然名前が被った商品、広島・YOYOビールとのコラボ企画!
18才から名乗る自分の名前「YoYo」と同じネーミングのお洒落な”地ビール”が存在するなんて、それは親近感ものです。

そんな偶然から始まった今回のコラボ企画は、YoYo the “Pianoman”×YOYOビールによる「スペシャルコラボラベルのYOYOビール」が誕生する!というもの。ツアー期間中、酒商売山田さんのサイトにて、4/4から販売されるこのコラボスペシャルビールを是非お楽しみください。
全国発送、可能とのことです。またツアー会場、来場者の中から4名様へこのビールをプレゼント!ワクワクするような企画もある中、音楽制作にも没頭する毎日。最近ビビビッと来た音を、本日は紹介したいと思います。

ご紹介するCD1枚は!
「Metropole Ⅰ+Ⅱ/Anomalie」です。

 

Metropole Ⅰ+Ⅱ
 Anomalie

 

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~アルバム収録楽曲と作曲者~

1 Ouvertune

2 Métropole

3 Daybreak

4 New Space

5 Interlude

6 Velours

7 Le bleury

8 Epilogue

9 Canal

10 Madison

11 Notre-Dame Est

12 Crescent

13 Notre-Dame Ouest

14 Parc

15 Fin

16 No Way *ボーナストラック

17 Hang Glide (With Rob Araujo) *ボーナストラック

 

「Metropole Ⅰ+Ⅱ」(Japan Deluxe Edition)

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Anomalie 画像元: http://bit.ly/2UqG7TC

ラジオ出演でラジオ局入りし待ち時間に耳に触れた音、”今”のサウンドに衝撃を受けた!
“アノマリー”その言葉を検索してみると・・・「法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。 科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。」アーティスト名、語源はきっとここから来ているに違いない!納得のサウンド。
彼について掘り下げてみる。

カナダ、モントリオールを拠点として活動する、キーボーディストでありコンポーザー、プロデューサーでもある。
クラシック、ジャズピアノに幼少期から慣れ親しみ、世界的指揮者ヤニック・ネゼによる奨学金制度の初代受賞者に選出した経歴を持ち、後に名門バークリー音楽院の特別講師を務めた!インディーリリースとして、レーベル「Lowtemp」からリリースされたデビューEP『Metropole』は、400万以上のストリーミングセールスを記録した。

ヒップホップ、ジャズ、ファンクの要素をエレクトロと融合。卓越したキーボード演奏、驚愕のビートメイキング、有名アーティスト達からも称賛の声が挙がる。(チャーリー・プース、オースティン・マホーン、サンダーキャット、リド、ビッグ・ギガンティック)2018年、4ピースバンドによるワールドツアーは各所ソールドアウトを記録。エレクトロ、ジャズの枠を超え、今最も注目を集める!

そんな彼のサウンド、クラッシックとジャズの要素が絶妙に混ざり合ったピアノを聴くだけでもシビれる格好良さ、だ。フレーズや、間の利かせ方、表現力の幅にうっとり聴きこんでしまいながらも次の瞬間、ビートが入って来てグルーヴ感が効いた音になり、無意識に首を振ってしまうようなグルーヴの格好良さ。シンセやさまざまな打ち込み音が混ざり合い広がっていく世界。

各所に散りばめられたギミックがまた気持ち良く、突然音が切れるような、波形編集のチョップ感、これこそHipHopを感じる音構築。キーボーディストに留まらないビートメイカー、サウンドプロデューサーとしてのクリエイト能力、ループがメインだとしても聞き手を飽きさせる事なく、ループから外れた様々な音遊びのアプローチが展開していく所など、発想の限界を見せられているかのように衝撃が続いていく。

Anomalie 画像元: http://bit.ly/2UjCnU9

ネットに上がる動画の数々にはライブパフォーマンスも多数。ライブハウス、ステージ中央でキーボードを操る姿、鍵盤をオーディエンス側に向けて演奏する斬新なセッティング、クラブDJプレイとも思えるようなパフォーマンスでもある。4ピースバンドでのインストミュージックとして生で奏でられるクラブミュージック、クラブ空間に酔いしれ、大盛り上がりするオーディエンス達。このシビれる世界に連れて行かれたい、そう思ってしまう。
Rapや歌が乗っかっても最高なサウンドとして成立するのはもちろんな中、インストでのキーボードプレイ、ピアノプレイが繰り広げられる所がまた最高である。だからこそのクラッシックやジャズの音世界の深さを味わえる。

2018年11月23日に日本デビューアルバム”Japan Deluxe Edition”としてリリースされているプレミアムな「Metropole Ⅰ+Ⅱ」収録、まずはM13辺りからのチェックもオススメ。

「科学的常識、原則からは説明できない逸脱」“アノマリー”を一番体感するならM16である。
是非、ご体感いただきたい!

YoYo(SOFFet)

 

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