台北ナビ 細木仁美 編集長インタビュー

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台北ナビ編集部による出版書籍と、台湾取材に協力している雑誌の数々。

『台湾ナビ』15年の歩み ~旅する人たちの変化と、記事の変遷

 

― 『台北ナビ』は細木編集長が創設なさったのですか?

細木「『ソウルナビ』が2000年にできて、それが人気だったので、そのコンテンツを運営している方が、次は台北版を作りたいと。2002年に知り合いを集めて『台北ナビ』スタートしたそうです。私は親しいお友達に誘われてオープンしてから1~2ヶ月遅れて参加したので、スターティングメンバーではないんですよ。最初はスタッフも少なかったので、予約、営業、会計、編集等、全部を手分けしてやってました。私が編集長になったのは、2006年からです」

 

― 『台北ナビ』は今年で開設15年ですね! 私も初めて台北に来た2004年頃から、いつもサイトを参考にさせていただいてます。

細木「2004年…。あの頃の記事ね、ちょっとひどかったと思いません(笑)?」

 

― えー! そうですか?

細木「古くて良い記事は今でもサイトに残してあるんですけどね。当時と今ではネット環境も変っていますから、私達の記事の書き方も変わってきています。当時はインターネットを使っている人は今より少なかったから、私達もその少ないお客さんと同じ目線で書く。ブログのような記事の書き方をしていたんです」

 

― そうですね。そういう部分に親近感を感じて『台北ナビ』を利用していた方も多いと思います。

細木「今は台湾リピーターも増えて、台湾について詳しい方も増えていますから、私達はより詳しくなくてはいけないんです。これだけ台湾関係の雑誌や書籍も出ていますから。最近はうちの会社でも雑誌取材のコーディネートや執筆なども手伝っているんです」

 

― 台湾関係の書籍がこちらのナビプラザにもたくさんありますね!細木さんが日本人目線で見た時に、台湾というところはどういうところですか?

細木「生活しやすい、旅行しやすい、『楽』なところです。台北の人は比較的クールですよ。これで!? と思うかもしれないけれど、南にいくと、大変です。すぐ 『うちにごはん食べに来い』って言ってくれます(笑)」

 

― 台湾でお仕事をするときに、大変だな。と感じたことはありますか?

細木「ここ数年でずいぶん日本に近くなってきましたから、楽になりましたけど、時間に関しては日本人ほど正確ではない。そして、言い訳が多い(笑)」

 

― 台湾の人は、道でぶつかっても、すぐ明るく謝ってくれるので礼儀正しいな。と思うんですが、個人的にケンカすると、なぜか素直には謝らないですね(笑)。

細木「ここは謝らなきゃいけない。という時は謝らない(笑)。文化の違いですね」

 

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