タシナム12月号の経営者インタビューでご登場いただきました、今野社長が経営サポートを行う台南のラーメン店、『北海道拉麵 仁之藏』をご紹介いたします。

 このお店、本店は札幌にあります。今回は、台南支店を取材させていただきました。

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 台南の鉄道駅『台南火車站』から無料のシャトルバス(H31番)に乗ります。
所要時間10分少々で『延平郡王祠』停留所に到着。住所を地図を頼りにお店へ向かいます。

 日本人にとって漢字で書かれた台湾の地名は大変わかりやすく、中国語が出来ない方でも、筆談すれば、ある程度の意思疎通が出来ます。もし、迷ったらメモ帳に『北海道拉麵 仁之藏』と書いて道行く人に見せてください。きっと親切に案内してくれると思います。私はバスを降りて、手前のセブンイレブンで訪ねてみましたら、「北海道拉麵ね、裏にあるよ!」と教えてくれました。

 11月でも北海道の真夏のような暑さの台南。たどり着きました『北海道拉麵 仁之藏』はひんやりとして涼しげな店内。さり気なく置かれた日本の調度が、とても落ち着くお店です。

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 では早速、ご紹介します。こちらが、お店のオススメ『濃厚生姜味噌』。

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 テーブルに届けられた途端、ふわっと味噌の香りがしました。
台湾にも味噌はありますが、食べものであふれる台北の夜市などでは、あまり嗅ぐことがない香りです。原料は同じ豆でも中華料理に使われる『豆豉-dou-chi』とは違った甘く優しい香りがします。そこに、おろし生姜の爽やかな香りが加わって、黄色くちぢれた太麺とよく絡みます。

 具の中でひときわ台湾らしさを主張しているのがメンマでした。日本のものと比べると鮮烈な筍の香りがします。太めに切られてシャキシャキした食感が味わえるメンマ。台湾独自の魅力に注目です。

 

 続いてこちら『とんこつネギ醤油』

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 こちらのお店の拉麵は、とんこつベースです。

 まず最初に感じるのは、とんこつスープの味が日本のものとはまた違ったおいしさがある事。日本のとんこつスープは雑味がなく、すっきりとしたミルクのようなコクがありますが、こちらのスープは豚本来の香りがして、ボディのしっかりした旨みがあります。

  台湾は豚のお料理が多く食べられている地域で、豚足、皮、顔、内臓と、あらゆる部位をおいしく料理して食べます。日本の肉食とはまた一味違った文化と味わ いがあります。また、もうひとつには水の違いがあります。台湾の水は日本の水に比べて硬度が高いそうです。水が変われば、素材の味の引き出しも変わります。日本のとんこつの気品漂うコク。台湾のとんこつの濃厚でワイルドなコク。

 ぜひ一度、味わい比べてみてください。

 日本のラーメンには色々な種類がありますが、こちらのラーメンはゆっくり味わって、最後までおいしくスープが飲めるタイプのラーメンです。北海道札幌の『仁の蔵』そして、台南支店の『仁之藏』、どちらも是非、味わってみてください。

 
 お店には日本語ができるスタッフが常駐してくれています。今回も取材でお世話になりました、恵(ケイ)さんです。とっても親切に対応してくれますので、どうぞ、安心してご来店ください。

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 『台南 仁之藏』は、台湾各地のデパート催事や、イベントへの出店もなさっているとのこと。取材させていただいた週は、台北の新光三越南西店で開催されている『日本商品展』に出店中とのこと。そちらも取材させていただきました!

 

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 台北地下鉄『中山』駅そば、新光三越南西店で開催された『日本商品展』。1階の店舗入口は人でいっぱい。催事場直通エレベーターは長蛇の列で身動きが取れませんでした。日本の商品は人気が高いようです。

 

 さて、催事場内の『仁之藏』の様子はこちら。

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 催事場の飲食コーナーでたくさんのお客さまが『仁の蔵』のラーメンを待っています。お忙しそう!お邪魔にならないよう、人の波が切れたところで、シャッターを切りました。こちらでは、今野店長に「塩もおいしいですよ」とオススメされましたので、とんこつ塩味に挑戦です。

 

こちらが店長オススメ『とんこつ塩』

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 白いスープに濃厚な豚の味。純粋にとんこつの味を楽しみたいなら、塩味がおすすめです。
上等のお菓子のような、魅力的な香りとコクがあります。生姜ととんこつスープの相性に驚かされます。

 こちらのお店では、台湾で開店する際に、材料をどうやって準備するか?という点で大変ご苦労されたそうです。台湾にも麺はありますが、日本のラーメンとは全く違うもので、スープが絡みづらいツルツルとした柔らかい麺が一般的です。台湾の製麺所で何度も何度も作り直しをして、発酵の度合いを厳密に管理することで、ようやく札幌のお店の味に近づけたそうです。

  また、とんこつの味が違うという点も、現在の課題だとお話されていらっしゃいました。個人的には、台湾製のワイルドなとんこつ味も、特色があって大変おいしかったです。先ず、札幌の『仁の蔵』で味わって、台湾へいらっしゃる機会のある方は、ぜひ一度、台南『仁之藏』との、味の違いを体験してみてください。


 

IMGP56392台南 仁之藏

ああa台南市台南市東區大同路一段117號
ああa06-2132524
aaa 火曜日
営業時間
a 昼食:11:00-14:00
      夕食:17:00-19:00

10943905_635463333248604_2483249448976070157_n札幌 仁の蔵

ああa札幌市豊平区美園9条1-1-12
ああa011-876-8292
aaa 水曜日
営業時間
a 11:00~20:00
  

   (2015年10月取材:羽衣子)