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旅行、そしてホームステイ受け入れ。遊びもキーワードは『多様性』?

 

― では、ここから『遊び』について、お伺いいたします。毎週決まったお休みはとられていますか?

井上「出張があったりして、ばらばらですね。月に2~3日は休んでいるかな。と思います」

 

― お忙しいですね。その2~3日のお休みはどういう風に過ごされていらっしゃいますか?

井上「ゆっくり自宅で休んでいたり、うちにホームステイしてる留学生と季節のイベントを楽しんでいます。さくらんぼの季節にはさくらんぼ狩りに行ったり、夏になれば一緒に海に行ったりしています」

 

― 井上所長ご自身のご趣味はなんですか?

井上「旅行が好きですね。ちょっと時間があれば、隣町まで出かけたりしています」

 

― では、留学生を連れて北海道いろいろなところへ行かれるのは楽しいですね。
留学生との生活について、お伺いします。最初に留学生の受入れを始められたのはいつ頃ですか?

井上「21年くらい前ですね。ある日、北海道新聞で留学生の受入れをしてくれるホストファミリーをさがしているという記事を、最初に私の父が見つけて、これ面白そうじゃないか。って言ってくれたのがきっかけです」

 

― それから毎年、留学生の受入れをされているのですか?

井上「はい。毎年ですね。この間、数えてみたら16カ国22人の留学生が来てくれていました」

 

― それだけ多くの国の学生と生活していたら、びっくりされることも多かったでしょうね。

井上「家に居て海外旅行しているようなものですね(笑)。来てくれた留学生全員が言ってくれることですが、日本は世界でも素晴らしい国だそうです。安心安全だし、特に札幌は環境もいい、景色もいい。食べものも美味しい。そういわれて、あらためて日本の良さとか北海道の良さを教えてもらっています」

 

― 井上所長のお宅に優しく受容れてもらえたから、留学生の印象もひときわ素敵なものになるのでしょうね。

井上「そうでしょうか(笑)うちはあんまり一般的ではないかもしれないんですけれど(笑)」

 

― 一緒にお料理したりもなさるんですか?

井上「ええ、こちらで作れないときは子供達が作ってくれたりします。体調を崩した時には、自国のおかゆを作ってくれたして。タイやベトナムのおかゆは美味しいですね。鶏肉とか生のお魚が入っていて、栄養いっぱいです。食べもので言うと、イスラム教の子を受入れたときは大きく違いましたね。お祈りしたお肉しか食べられないのですが、札幌ではそれを入手できないので、留学中の1年間はお肉無しで過ごしていました。野菜とお魚の好きな子だったので、案外、楽しくいられたようでよかったです。本来なら、包丁もまな板もお肉を切ったもので料理してはいけないので、結構、大変なんです。いろいろとこちらで対応できないことについては、前にうちに留学していた先輩が「ここは日本だから、こちらの生活に馴染みなさい」と説得してくれて、本人も納得してくれました」

 

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― 井上家ではホームステイの受入れに21年間の伝統があるから、以前留学していた先輩が後輩のお世話をしてくれるのですね!

井上「井上ファミリーですね(笑)。毎年、先輩がいて助言してくれるのはいいことですね。過去の留学生とは連絡を取り続けているので、受入れの時期になると「今年の妹はどこから来るの?」と連絡くれてね。これから進学を考えている子がいれば、どこの国のどういう学校がいいのか、子供達同士で相談ができるんです。今は、インターネットのサービスでどこの国にいても連絡できますから、進路指導をお姉ちゃんたちがしてくれるんです。頼もしいですよ(笑)」

 

― 世界中に井上ファミリーがいるんですね!これからお時間ができたら、各国の子供達のところへ遊びに行かれるのが楽しみですね。

井上「タイの留学生が多かったので、タイから結婚式の招待が来てあちらへ行きますと、子供達が相談して、誰がお父さんとお母さんを迎えに行って、どこのホテルに泊まってもらって、と全部手配してくれるんです。滞在中のスケジュールを全部組んでくれて、本当に、ありがたいです」

 

   井上奈穂子 所長 インタビュー 】【】【】【