丸吉日新堂印刷株式会社 代表取締役 阿部 晋也 インタビュー

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エコ名刺交流会なんちゃんてランニング部の仲間 北海道マラソンで42.195kmを完走

  ランニング部設立? 自然の中で体を動かす楽しさ

 

― もし、会社経営者になっていなかったら、やってみたかったことを教えてください。

阿部「うーん。やっぱり自分で会社を起こしていたと思います。自分が望まない仕事を押し付けられるのは嫌だし、社員の意見を尊重しながらですが、ある程度自由に自分で考えて仕事ができるというのがいいですね。一番自由でありながら不自由なのが経営者だと思うんです。100%責任が自分にあるので、言い訳が出来ない。でも会社経営者になって良かったと思います。理想の会社を作るために動くことができるので。不自由とは言えないかな……。全て自由ですね(笑)。責任が大きい分だけ自由の幅がついてくる気がします」

 

― お休みは決まっていらっしゃいますか?

阿部「土日は休むようにしています」

 

― お休みの日はどんな風に過ごしていらっしゃいますか?

阿部「休みの日は…仕事してますね(笑)。あ、いや、遊んでますよ。なんですけど、仕事と遊びの区分けが無いんです」

 

― どういうことですか?

阿部「不思議と延長線上にあって、仕事をしている時も楽しく遊んでいるような感覚があって。遊びは遊びで、ランニングに行くとしても、一緒に行くのはお客さんだったりして。でも僕、あんまりお客さんをお客さんと思っていないというか、……友達なんです。みんな。すごく仲が良い友人で『あれ? そういえば客だったよね!』っていう感じで(笑)」

 

― お客さんと仲の良いお友達になれる! いい関係でお仕事していらっしゃいますね。

阿部「もちろん度合もありますから、言葉に気を付けるとか(笑)、そういうところはありますが、気持ち的には友達なので、お互いのためにヘンな仕事はしないし、良いものは良い、悪いものは悪いと言える関係でいます。ランニング部を作ったんですけど、今は60名くらい部員がいるのかな。職業も年齢もバラバラの方たちですが、一緒に楽しくランニングしたり、バーベキューしたり、登山行ったりしています」

 

― 友人としてもお付き合いしたいお客様と一緒にお仕事するのは、確かに楽しそうです。

阿部「値段の事しか言わない、価格だけで叩いてくる方とのお仕事は限界があります。続かないですよ。ビジネスですから、もちろん価格というのは大事です。安くて良いものを提供する努力をしていますけれど、お互い気持ちよく仕事をしたいので、ただ安ければいいんだ。というお仕事はこちらからお断りすることもあります」

 

― 良い仕事をしていくためには、仕事を選ぶということも必要ですね

阿部「僕は『三方良し』ということを基軸にしています。お客さんも、うちも、世間に対しても良いことであればやります。ただ、どこかがちょっと損をしたり、嫌な思いをするのなら、やりません」

 

― 『三方良し』。阿部社長の好きなお言葉ですか?

阿部「はい、好きな言葉は『善の循環』という言葉です。良い行い、良い仕事をすることで良い人に出会って、周りも良くなっていく。そういうことの連鎖をしていきたいと考えています」

 

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― 阿部社長、お酒は召し上がりますか?

阿部「はい。最近は日本酒を飲んでいます。基本、栗山の小林酒造さんのお酒しか飲まないんですよ。先月もみんなと一緒にバスツアーで行ってきたんですけど、小林酒造にとある専務さんがいらっしゃるんです。彼の酒造りに対する想いが僕は大好きなので、応援したい気持ちもあって」

 

― サーフィンとアウトドアのお話もお聞かせください。最近も海へ行かれていますか?

阿部「最近は夏だけですね。あと、マラソンの大会に出ることが多くなって」

 

― 大会に出場なさっているんですね! 次の出場はどの大会ですか?

阿部「フルマラソンは千歳です」

 

― フルマラソンを完走なさるんですか!

阿部「僕、マラソンはそんなに好きじゃなかったんですけど、『今年の夢』みたいなものに『マラソン走る』って書いちゃったんですよ」

 

― 書いちゃったんですか!

阿部「そうしたら、お客さんで『僕も走りたいと思ってたんですよ。大会出ましょうよ!』っていう人が来て。仕方ないからハーフマラソンに出たんです。そこから。自分1人では絶対に走らないので、じゃあ、ランニング部にしよう! って僕が立ち上げたので、僕が部長に…。走らないわけにいかなくなっちゃって(笑)。やっているうちにどんどんはまってしまいました。一昨年かな、北海道マラソンを完走できなくて悔しくて。去年は体重は2か月で12kg落としました。体重が1kg減ると3分速くなると言われているんです。12kg落とせば30分以上速くなるということで、それで完走できたんですよね」

 

― 悔しさをバネに肉体改造まで! 徹底していらっしゃいますね。日頃からトレーニングしていらっしゃるんですか?

阿部「していないんですよ。僕、苦しいの嫌いなので(笑)。大会のちょっと前に一気に走って、本番に出ます」

 

― 元々身体能力の高い方でもあり、海に入っている方というのは基礎体力が高いようにも思われますね。

阿部「そうですね。サーフィンは他のどんな競技よりも難しいと思います。唯一、地面が動くスポーツなんです。そして、自然が相手なので、自分の能力を超えた自然の流れに同調しないと命も危ないんです。台風の海であっても、仕組みさえ分かっていれば素晴らしいフィールドです。自然の中に生かされている意識がないと一発でやられてしますし、逆にそこをうまく利用すると、この地上では味わえないような素晴らしい体験ができる」

 

― 自然とつながっていらっしゃる方だからこそ、環境問題に対して真剣に向き合って、行動を起こしていらっしゃるのですね。

 

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『富士山山頂でのエコ名刺交流会』に全国から集まったお客様

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サーファーとして、スノーボーダーとして、自然と環境の変化を身近に感じていらっしゃる阿部社長

 

 

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